環境の設定 (RP ID・オリジン・residentKey・userVerification)

環境ごとに、パスキーが結び付くドメイン (RP ID)、受け付けるオリジン、登録とログインの条件を設定します。

設定を変更する

  1. プロジェクトを開き、左上の切り替えで本番かテストの環境を選びます。
  2. メニューの「環境の設定」を押します。
  3. 項目を変更し、「保存する」を押します。

設定を変更できるのは、開発者・管理者・オーナーです。閲覧者には値だけを表示します。

設定の項目

項目内容
RP IDパスキーが結び付くドメイン (リライング パーティ ID)。ログインの画面のドメインか、その親のドメインです。
認証のダイアログに出す名前端末のパスキーのダイアログに表示する名前 (100 文字まで)。
オリジンパスキーの登録とログインを受け付けるオリジン。1 行に 1 つ入力します。
パスワードでのログインの期限日付で入力します。その日の終わり (日本時間の 24:00) を過ぎると、パスキーを登録した利用者のログインの応答で password_allowed: false を返します。その日のうちは true です (例: 12 月 31 日なら、1 月 1 日の 0:00 から false)。パスワードの入力欄を隠すかの判断に使えます。空欄は期限なしです。API の password_coexist_until は期限の時刻を返します (12 月 31 日なら …-12-31T15:00:00.000Z)。
検出可能な認証情報 (residentKey)preferred (既定)・required・discouraged から選びます。ユーザー名を入れないログインや、入力欄の自動入力だけで運用する場合は required にします。
ユーザー確認 (userVerification)preferred (既定)・required から選びます。required にすると、生体認証や PIN でユーザー確認をしていない登録とログインを受け付けません。
Webhook送信先の URL。Webhook の設定 をご覧ください。

画面の下に環境 ID (API の app_id) を表示します。

RP ID を変更するときの注意

RP ID を変更すると、この環境の登録済みのパスキーは使えなくなり、利用者はパスキーを登録し直す必要があります。

  1. RP ID を変更して「保存する」を押すと、確認のダイアログ「RP ID の変更」を表示します。
  2. ダイアログに、使えなくなる有効なパスキーの数と利用者の数を表示します。有効なパスキーが無い環境では、影響が無いことを表示します。
  3. 内容を確認し、「変更して保存する」を押します。「キャンセル」を押すと保存しません。

元の RP ID に戻すと、失効していないパスキーは再び使えます。RP ID の変更は 監査ログ の「環境の設定の変更」に、変更前の値 (previousRpId) とともに残ります。RP ID は管理画面だけで変更でき、API キーや MCP では変更できません。

オリジンの書き方

  • RP ID のドメインか、そのサブドメインの https:// のオリジンを入力します (例: https://login.example.jp)。パスや ? # は付けません。
  • 開発用の http://localhost は https:// でなくても入力できます。
  • Android アプリは android:apk-key-hash: で始まる値か、署名証明書の SHA-256 のフィンガープリント (AB:CD:...) を入力します。フィンガープリントは保存のときに変換します。Android アプリのオリジンは 10 個までです。
  • iOS アプリは https://{RP ID} のままです。ネイティブアプリの組み込みは API リファレンスのネイティブアプリ をご覧ください。

API リファレンス

API・ブラウザ SDK・MCP の仕様は API リファレンス をご覧ください。ご不明な点は お問い合わせ からご連絡ください。